電子タバコ用リキッドの発ガン性物質検査結果について

当店で取り扱っております電子タバコおよびリキッドを使用し、より厳密な測定環境、方法によって発ガン性物質の濃度検査を行いました。その結果、厚生労働省研究班から報告された数値を大幅に下回る濃度となり、第三者検査機関より

「人体に影響を与えるとは思えない」

という見解を得ております。

お客様には多大なるご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。当店で取り扱っております電子タバコおよびリキッドは安心、安全な商品でございますので、これからもご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

電子タバコをより安全にお楽しみいただくために、2点お知らせいたします。

  • 当店の電子タバコは全て「爆煙仕様」ですので、適正な電圧で十分な煙量(水蒸気)がございます。必要以上の高電圧でご使用されなくてもご満足いただけます。
  • 「アトマイザーヘッド」は消耗品です。電子タバコの味わいや煙量を保ち、かつ安全にお楽しみいただけるよう、「アトマイザーヘッド」は定期的に新品と交換されることをおすすめします。

検査に関する詳細は以下をご覧下さい。

厚生労働省研究班の分析結果を基に、2014年11月27日、厚生労働省の専門委員会は、「味や香りのする溶液(リキッド)を蒸発させて吸う『電子タバコ』に発ガン性物質が含まれ、健康への悪影響が示唆される」と評価しました。委員会では、国内で入手したニコチンを含まないリキッド(3製品)を水蒸気化させ、成分を調べた結果が報告されております。概略は以下の通りです。

「3製品の内、2製品から発ガン性物質である『ホルムアルデヒド』が多く検出された。  またその内、1製品は紙巻きタバコの煙の10倍以上であった」

「吸っている本人だけでなく、周りの人の健康に悪影響を及ぼす可能性がある」

今回、厚生労働省の検査対象となった電子タバコとリキッドは、当店が取り扱っている商品ではありません。

しかしながら上記の報道を受け、お客様に安心してお使いいただけるよう、当店は独自の成分検査を行いました。

結果が判明いたしましたので、以下にお知らせいたします。

検査機関

株式会社 分析センター

検査対象物質

ホルムアルデヒドおよびアセトアルデヒドの2種

検査日

2014年12月17日

検査に使用した商品

電子タバコ : Mini iJust
Joyetecth社製リキッド : Ice Menhol(ニコチン0mg)
Eleaf社製リキッド : Ice Menthol(ニコチン0mg)

検査方法

  • 1)検査用袋(30リットル)に通常の呼気が充満するまで吹き込む。(40パフ)
  • 2)別の検査用袋(30リットル)に、電子タバコを吸引して水蒸気化されたリキッドを含む呼気が充満するまで吹き込む。(50パフ)
  • 3)上記1)と2)に含まれるホルムアルデヒド、アセトアルデヒドの濃度を測定し、2)から1)の測定値を差し引くことで、水蒸気化されたリキッドに含まれる上記物質の濃度を判定する。

※ 検査時の電子タバコ電圧は3.7ボルトで使用。

検査方法の相違点に関して

※ 厚生労働省研究班が使用した測定機器(ドイツ製)は現在輸入されておらず、今回の検査はJT等タバコメーカーが成分分析を行う特注品を使用。測定機器の違いはあるが、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドの濃度測定を行う場合には何ら問題がない。

※ 厚生労働省研究班の測定環境は以下の通り。

  • パフボリューム:55ミリリットル
  • パフ回数:10回
  • パフのインターバル:28秒
対して、今回の測定環境は、以下の通り。
  • パフボリューム:30リットル
  • パフ回数:50回
  • パフのインターバル:30秒

今回の測定環境では、より厳密な測定が可能となっています。

測定結果

<Joyetech社製リキッド>
  • ホルムアルデヒド:0.010 mg/m3 未満
  • アセトアルデヒド:0.026 mg/m3

<Eleaf社製リキッド>

  • ホルムアルデヒド:0.010 mg/m3 未満
  • アセトアルデヒド:0.053 mg/m3

※ 国際的には単位は「μg/m3」が標準ですが、今回は厚生労働省研究班の測定データに合わせるため、「mg/m3」で表記しました。

WHOおよび厚生労働省の指針

WHOおよび厚生労働省により、室内空間を対象として策定された室内濃度指針値は以下の通りです。
  • ホルムアルデヒド:0.1 mg/m3(100μg/m3)
  • アセトアルデヒド:0.048 mg/m3(48μg/m3)

※ 室内濃度指針値とは、通常この濃度以下であればヒトが一生涯にわたって暴露したとしても、健康への有害な影響を受けないであろうと判断される値。

参考

以下、当該の件に関して参考になる資料等を明記いたします。

今回の検査に関する「試験報告書」

厚生労働省「平成11-12年度 たばこ煙の成分分析について」

代表的な銘柄の紙巻きタバコ1本あたりの煙に含まれる成分測定結果が明示されています。ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド濃度を平均すると以下の通りとなりました。

<主流煙(14銘柄の平均)>

  • ホルムアルデヒド:0.036 mg/1本
  • アセトアルデヒド:0.656 mg/1本

<副流煙(7銘柄の平均)>

  • ホルムアルデヒド:0.446 mg/1本
  • アセトアルデヒド:1.707 mg/1本

詳しくはこちらをご参照ください。

http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/seibun.html

NPO法人 日本VOC測定協会「アセトアルデヒドの指針値について」

アセトアルデヒドに関して、WHO(世界保健機構)が医学的見地から示している指針値は 0.3mg/m3 であり、厚生労働省指針値の6倍となっています。何故こうなったのかは、日本VOC測定協会のホームページ上で、同協会の理事長でもある北見工業大学名誉教授、坂本弘志氏がコメントしています。要約すると以下のような内容です。

「はじめは日本もWHOの0.3 mg/m3 を採用していたが、後にWHO指針値を勘違いし、1/6以下となる 0.048 mg/m3 としている。医学的根拠が極めて曖昧で、言い換えればWHO指針値の間違った解釈によるものである」 ※単位を「mg/m3」に変えて表記してあります。

詳しくはこちらをご参照下さい。

http://www.jvma.jp/column1.html


安心・安全の品質

リキッドの成分

リキッドの主成分は、プロピレングリコールとベジタブルグリセリンです。これらにガムなどの食品と同じように、各フレーバーに合った香料が加えられています。


【 プロピレングリコール(PG) 】

保湿性や防カビ性に富むことから医薬品や化粧品、麺やおにぎりなどの食品に広く使われています。医薬品では、注射剤・内服薬・外用薬の調剤に用いられており、安全性の高い成分とされています。


【 ベジタブルグリセリン(VG) 】

原材料であるヤシ油(ココナッツ油)や大豆油から抽出した植物由来の成分です。利尿薬、脳圧降下薬、浣腸液、目薬など医薬品に使用されています。保水性が強いため、化粧品にも使われており、ヒビやアカギレに効能があります。ベジタブルグリセリンを使ってオーガニック石鹸を作る人も多いようです。


リキッドの安全性

●第三者検査機関の検査をクリア

Joyetech社、ismoka社(Eleaf)のリキッドは、米食品医薬品局(FDA)への活動を行うなど、ユーザが安心して使えるよう、細心の注意を払って製造されています。当店が扱うリキッドは、ドイツに本社をおく第三者検査機関「テュフ ラインランド グループ(TUV)」の厳密な検査をクリアしており、第三者の目からも、その安全性が実証されています。
TUV TUV


●有害成分「ジエチレングリコール」は含んでいません

海外にて、他社の一部製品において「ジエチレングリコール」を含んだ製品が問題となりました。ジエチレングリコールは、不凍液やブレーキ液、塗料に使われる物質で、紙巻タバコにも保湿剤として添加されています。当店で取り扱うリキッドには、一切、含まれていません。


●ニコチンは発癌性物質ではありません

当店で扱う電子タバコ用ニコチン入りリキッドには有害物質は一切含まれていません。また、ニコチンは発癌性物質ではありません。よく混同されるのはタールです。通常(紙巻)タバコの成分の一つであるタールは発癌性があるとされていますが、電子タバコ用ニコチン入りリキッドにはタールは一切含まれていません。 ただし、ニコチンは毒性がある物質ですので、保管や使用に際してはご注意ください。詳しくはこちらをご覧ください。